園にっき

幼児教育について

私立幼稚園の場合、いろいろな考えがあり保育形態、保育方法も様々です。私も学会や大学で学生に教えに行ったりするなか、保育についての様々な考えに会います。しかし、保育現場に30年いるなか、また自分の3人の子育ての経験のなかで、はっきり言えることは、子ども達は「環境」により可能性が限りなく伸びるということです。幼児期はよく「臨界期」と言われ、心身共に可塑性があり、体操や音楽や言葉等の能力は適切な良い刺激により、大人が考える以上に素晴らしく開いていきます。限りない力を持った子ども達を発見、伸ばすか、そのままにするかは、幼児期の経験次第といえます。子ども達の様子を見ていると、一日に「組体操とマーチングバンドそしてリレー」「バルーンとかけっこ」などを組み合わせて行っている時もありますが、子ども達はいつも生き生きとして、楽しみながら参加しています。また司会やあいさつ担当の子ども達は、自分達から職員室に来て「ことばのれんしゅうして」とお願いに来ます。やはり、日頃のより良い環境で子ども達は、どんなことにも意欲的に楽しみ、出来上がることを楽しみながの取り組みとなっています。緑ケ丘幼稚園では、子ども達の成長した姿を数多くご覧いただけます。運動会をぜひお楽しみに。

2014/10/08(水)

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