「緑ケ丘グリーンターフプロジェクト2026」立ち上げについて

広い園庭が全面人工芝となります

実施の趣旨

人工芝化することで

緑ケ丘幼稚園の名前の通りに、園庭がオールシーズン緑色となりますが、緑の効果として研究者の間では「人間の心にポジティブな影響を与える」「安らぎ、くつろぎ、平静、若々しさという感情を生み出しやすい」といった人間形成に良い影響を与えることが挙げられています。また子ども達にとっても遊びに対して更に抵抗なく、様々な展開が見られ、1歳半からの小さなお子様にとっても魅力ある遊び場となることが想定されます。
従来の2か所のお砂場ゾーンも継続され、どろんこ遊びも含めて多種類の遊びが展開されます。また既存の全自動式スプリンクラー4か所に更に3箇所スプリンクラーが増設され、常に良いコンディションでの人工芝が保たれる予定です。

人工芝か天然芝か

国内においては天然芝の導入の学校や園も多数存在します。天然・人工それぞれメリットが多々あると考えます。人工芝のメリットはやはり養生(子どもの立入禁止)期間がないこと、本園では子ども達がとても多数の三輪車を使っていますが、今回の新しい素材では三輪車も自由に使え、芝が剥がれるという気を遣わずに1年間伸び伸び遊べること、そして1年間常に緑であることであることが大きいと考えます。子ども達の安全面にも当然メリットがあります。

環境に優しい新素材

従来で使われている人工芝は「ロングパイル」が主流で、ゴムチップ充填剤が必須でしたが、今回の新素材は「ミドルパイル」という特殊構造(弱カール糸+強カール糸)で、ゴムチップ充填剤を使わず、芝自体もとれにくい丈夫なもので、走行性、ボールコントロール性、衝撃吸収性が向上し、多種多様な運動施設に供用できるものです。そして「日射反射の拡散」「形状安定性」「高い機動性と安全性」「防炎」「帯電防止(静電気防止)」「防塵」等の機能を持ち、マイクロプラスチックの主因となるゴムチップ類の流出回避により、環境にも優れた素材となります。

完成予定時期 2026年1月下旬
本ホームページにおいても随時進捗状況をお知らせいたします。地域でも有数の広さを持つ園庭が全て「緑色」となり、子ども達も更に伸び伸びと遊べます。
引き続き緑ケ丘幼稚園の「子ども第一主義」によるその先を目指す「緑ケ丘スタイル」にご期待ください。
学校法人 有馬学園 緑ケ丘幼稚園 理事長・園長 有馬 篤樹






緑ケ丘幼稚園は子ども達の非認知能力やウェルビーイングを培うにあたっては、最適な教育環境の重要性を常に考え、ここまで先導的に教育内容や施設設備等を充実させ、未来ある子ども達の心身の成長を伸ばしてまいりました。
創立55周年、卒園生が累計7700名を超える2026年では、この考えを更に前進させ、1700m2以上ある広い園庭全面を最新の素材を使った「人工芝」化として、子ども達がより安全に楽しく、様々な遊びの範囲を広げ、幼児期の環境を大切にしたいという思いで実施することにいたしました。